2016年1月26日火曜日

複本論争リターンズ

産経新聞Web「図書館で売れ筋の新刊本を貸し出すタイミングは?」(2016年1月24日12:00掲載)で新潮社の石井常務、日本図書館協会の森茜理事長が図書館新刊貸出猶予と複本問題についてのインタビューに応じられている。新潮社石井常務の内容は佐藤社長の発言踏襲したものに変わってきているが、いろいろと疑問もあったので、気になった事項について数字など少しまとめてみた。

改版情報
 2016/6/16 読者の書籍購入手段を追加。

2016年1月19日火曜日

ツタヤ図書館のライフスタイル提案が「本物」の市民へと到る道程

ツタヤ図書館における「本物」の市民(利用者)について、そのような事が何故言われているのかご存知ではない方も見られるようになったので、ツタヤ図書館の事業でのこの概念の発生経緯について、増田氏の著書などを元にまとめてみた。

2016年1月15日金曜日

CCCによるNDC批判とライフスタイル分類

 増田社長はNDCについて決められてから数十年経たもので古いという論点で否定をした上で自社書店の排架(ライフスタイル分類)を優れたものだとして図書館指定管理者をやるのであればライフスタイル分類でなければやらないとまで言われています。
 この件については武雄市図書館、海老名市立図書館と比較すると大/中/小の3区分でコード管理されている事のみ共通でコード内容は異なっており統一された規格ではありません。
 また2015年12月末に武雄市図書館の企画展を見学しましたが、ここではNDCについて説明を加えた上でジャンル(ライフスタイル分類の事)別の排架を行っているとの解説をされています。

 CCCにおけるライフスタイル分類についてどのような認識で作られたのか、その実態が図書館の分類コードを比較出来るようなものなのか検討を行ってみた。

2016年1月14日木曜日

ツタヤ図書館をめぐる議論のための推奨資料

ツタヤ図書館をめぐる議論のための推奨資料についてTwitterの固定ツイートにしていたのですが、複数ツイート要するようになってきたのでこちらにまとめておきます。

2016年1月13日水曜日

武雄市図書館「謎解き図書館」での排架・分類説明から見える変化

 2015年12月28日、長崎へ向かう際に武雄市にも立ち寄って駐車場の他都道府県ナンバー比率みたりしていたのですが、歴史資料館の図書館企画展示「謎解き図書館~Xからの挑戦状~」が大変興味深かったので少し紹介してみたい。

この「謎解き図書館〜Xからの挑戦〜」企画展示は12月19日〜1月31日開催されているが、10日より後編として展示内容を改めたとしているので現在も下記で触れているような展示内容が残されているか不明なのでその点はご容赦下さい。


武雄市図書館駐車場における他府県ナンバー比率

2015年12月29日に武雄市図書館・歴史資料館第1駐車場の図書館寄り列をカウントしてみた。年末年始休みのため、日中は他府県ナンバーが多い。通常の平日とは大きく結果が異なると思われるのでその点を念頭に見て下さい。